過剰ポテンシャル

用語集 — Glossary

過剰ポテンシャル

Избыточный потенциал

定義

過剰ポテンシャルとは、均一なエネルギー場における緊張状態、すなわち局所的な乱れのことです。ある対象に「過剰に重要な意味」が与えられたとき、思考エネルギーによって作り出されます。

この局所的な乱れは「エネルギー的な気圧の差」を生み出し、それを解消しようとする平衡力(バランスをもたらす力)の風を呼び起こします。そして平衡力は、あなたをその渇望の対象からできるだけ遠ざけようとするのです。

01

過剰ポテンシャルの例

「願望」でさえ、過剰ポテンシャルになりうる

最もよく知られた例は「願望」です。自分にないものを切実に手に入れたいという願いは、それが存在しない場所へと引き寄せようとするエネルギー的な偏りを生み出します。しかしそれだけではありません。

強すぎる願望 強すぎる拒絶・恐れ 不満 非難 感嘆・崇拝 理想化 過大評価 軽蔑 虚栄心 優越感 罪悪感 劣等感 慢性的なストレス 感情のコントロール喪失

共通点は「何かを過大に意味付けしている」という一点です。ポジティブな感情であれネガティブな感情であれ、それが「過剰」になった瞬間に過剰ポテンシャルが生まれます。


02

重要性——純粋な形の過剰ポテンシャル

内的重要性と外的重要性

ゼランド氏は第1作『リアリティ・トランサーフィン——バリアントの空間』で、純粋な形の過剰ポテンシャルとは「重要性」であると書いています。重要性を下げるための多くのテクニックと実践がトランサーフィンに用意されているのは、この重要性こそが目標・意図の実現を妨げる最大の障害になることが多いからです。

重要性には2種類あります。

内的重要性
「自分自身」への過大評価または過小評価

「私は非常に重要な人物だ!」という自己重要感は、自分を特別視し、他人より優れていると思い込んだり、他人を見下したり、周囲からの承認や賞賛を求めたりする傾向を生み出します。そして平衡力によって必ず「鼻をへし折られる」ような出来事に見舞われます。逆に「自分は何の役にも立たない」「自分には絶対に無理だ」という自己卑下や欠点への執着も、同じように巨大な過剰ポテンシャルを生み出します。その結果、「ほら、やっぱり無理/ダメだったでしょ?」と、思い込みをますます裏付けるような失敗や、さらに自信を失わせるような出来事を目の前につくりあげてくるのです。

外的重要性
「出来事や目標」への過大な意味付け

「これは是が非でもそのようにならなければならない!」という思いが過剰ポテンシャルを生み、逆に目標の実現を妨げます。ゼランド氏は丸太の例えで説明しています。地面に置かれた丸太の上を歩くのは簡単ですが、その丸太が20階建てのビル2棟の屋上の間に架けられていたら? 即座に恐怖と疑いが生じ、外的重要性が跳ね上がり、渡ることは克服不可能な障害になります。たとえその先に切望する目標が待っていても。重要性を放棄し「丸太は実際には地面にある」と想像できて初めて渡れるのです。

重要性は「でっち上げ」であることを認識すること
良いニュースは、本来、自然界に「重要性」というものは存在しないということです。外的なものであれ内的なものであれ、重要性は常に「でっち上げられた(想像上の)」ものです。動物にも植物にも、この世界全体を見渡してもそのような現象はどこにもありません。重要性とは人間特有の発明品であり、振り子(マインド・コントロールを行う集合的エネルギー体)が積極的に利用しているものです。重要性は「でっち上げ」である——これがこの仕組みへの最短の解毒剤です。

03

過剰ポテンシャルを作らないための5つのヒント

ゼランド氏の著書にもとづく実践指針

ヒント 1
断定的な「評価・判断思考」を手放す

エネルギーレベルでは、いかなる出来事も本来はニュートラルです。良いも悪いもありません。評価を与えているのは私たち自身です。「これはただ事じゃない!」「こうでしかあり得ない!」という断定的な思考は、物事を「重要性というパッケージ」で包み込んでしまいます。苛立ち、恐れ、絶望、憤り、崇拝、軽蔑、理想化——これらはすべて過度な重要性の現れであり、過剰ポテンシャルの素です。感情を完全に排除する必要はありませんが、意識を高め、感情が制御不能になるのを防ぐことはできます。

ヒント 2
出来事への「態度」を意識的に選ぶ

頻繁に自分に問いかけてください——「今起きていることは、私にとってどれほど重要だろうか?」と。どんな些細なことでも感情の嵐が起きるなら、意識を高める必要があります。内なる観察者(内なる見張り役(平成版)/内なる観察者(令和版))を眠らせないでください。感情や過剰ポテンシャルは「間違った態度」がもたらす結果に過ぎず、その「態度」は意識的に選ぶことができます。これが現実を管理する第一歩です。トランサーフィンは感情を抑圧することを求めていません——ただ、出来事に対する態度を変えることを提案しているのです。

ヒント 3
行動する

過剰ポテンシャル、特に不安や心配は「行動」の中で簡単に溶けてなくなるとゼランド氏は書いています。じっと座って悩むより、何か一つでも行動を始めてください。待たず、恐れず、想像の中で恐ろしい光景を描かず——ただ動くのです。過剰ポテンシャルとは戦う必要はありません。それについてあれこれ考えるよりも、注意を「自らの目標」へと移し、意図をバックグラウンドに保ちながら具体的な行動を起こしてください。前進しているとき、意図は常に早く実現します。そしてそのプロセスにおいて、過剰ポテンシャルは自ずと消え去っていきます。

ヒント 4
周囲の世界とバランスをとる

世界とバランスが取れた状態に入ると、人生はより軽く楽しいものになり、扉が自ずと開かれ、問題の数が減ります。もし人生を「闘争」と捉えていれば、世界もその考えに合わせ、次々と障害を作り出します。ゼランド氏の言葉を借りれば——「障害を乗り越えようとするのではなく、重要性を下げなさい」。周囲の現実は私たちがそれについて考えていることに常に同意します。人生をもっと気楽に考えてください。

ヒント 5
軽やかに、自発的に、即興で

非常に「重要な」(と思われる)出来事の前には、その重要性をこれ以上煽らないでください。「いつもすべてが軽々うまくいくのんきな人」の役に入り込んでみてください。他の人が悩んでいるところで笑い飛ばし、他の人が反応の中で「眠っている」時に目を覚ましていてください。どうすればいいか分からなくなったら即興で乗り切る——舞台でセリフを忘れても慌てずに演技を続ける俳優のように。さらに、注意の焦点を最終目標から「プロセスそのもの」に移すことも有効です。たとえ楽しいプロセスでなくても楽しむように努め、「今ここ」に生きることで、内的・外的な重要性は自然と薄れていきます。

Crossover Dimension : HEH

出典:ヴァジム・ゼランドの著書、トランサーフィン・センター公式サイトの記事より翻訳・要約
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