用語集 — Glossary
重要性
定義
重要性とは、何かに過剰な意味が与えられたときに生じるものです。これは「純粋な形の過剰ポテンシャル」であり、それが生じると、平衡力はそのポテンシャルを解消するために、ポテンシャルを生み出した本人に対して問題を作り出します。
重要性には「内的重要性」と「外的重要性」の2つのタイプがあります。多くの場合、私たちが望む目標の達成を妨げているのは、低いエネルギーレベルでも、振り子でも、邪視や呪いでもありません。まさにこの「限界を超えた重要性」なのです。
「重要性」とは、感情のフックである
振り子が私たちを引っ掛ける「内なるフック」
トランサーフィンにおいて「重要性」と呼んでいるのは、次のような心の状態です。いずれも、何かに過剰な意味を与えているという一点で共通しています。
重要性とは、振り子(マヤトニク)が私たちを引っ掛ける「内なるフック」そのものです。重要性を保持している限り、あなたは外部勢力の「操り人形」に過ぎません。感情のフックを外すことは、プロフェッショナルとしての、そして一人の人間としての「自由」を取り戻すことを意味します。
ただし、トランサーフィンは重要性と戦ったり、懸命に抑え込んだり、打ち負かしたりすることを勧めているのではありません。提案されているのは、まずそれをよく知り、自分の中にある様々な現れを「診断」しやすくすること。自分の重要性や恐れと真正面から向き合い、それらを自覚すれば、感情と戦うことなく、ずっと簡単に解放されるのです。
外的重要性と内的重要性
符号が違うだけで、過剰ポテンシャルの大きさは同じ
周囲の世界の何らかの出来事や対象に、あまりにも大きな意味を与えたときに生じます。
公式:「私にとって〇〇は大きな意味を持つ」「〇〇を達成することは非常に重要だ」面接、商談、交渉、プレゼン、試験などを前にひどく不安になる——これは出来事の重要性を過大評価している状態(プラスの外的重要性)です。「失敗したら人生が終わる」「この日のために一生をかけて準備してきた」と強く思い詰めると、重要性が高まり、そこにバランスを取ろうとする平衡力が働きます。その結果、本番で頭が真っ白になったり、普段なら絶対にしないようなミスを連発したり、あるいはプレッシャーで実力が全く出せない、予想外のトラブルに巻き込まれたりして、結果的に自らの手で事態をぶち壊すことになってしまうのです。
しかし、いかなる出来事もそれ自体は本質的にニュートラルです。気負いすぎず、ただフラットに、リラックスして自分の欲しいものを手に入れに行けばいいだけなのです。
誰かや何かに対する強い怒りや嫌悪、見下し(軽蔑)も外的重要性のひとつです。「わざわざ見下して(嫌悪して)感情を乱す」ほど、あなたはその対象に大きな意味(重要性)を与えてしまっています。本当にフラット(重要性ゼロ)なら、あなたの心は完全にニュートラルなはずだからです。見下しや怒りのエネルギーを注ぐことで、かえってその「嫌な人や状況」が創られるのです。
自尊心を異常に高めることもあれば、逆にたくさんのコンプレックスを生むこともあります。
公式:「私は重要な人物だ」「私は重要な仕事をしている」「自分は最も価値ある従業員で、他の誰も足元に及ばない」と思い込めば、遅かれ早かれ重要性の針が振り切れ、平衡力によって鼻をへし折られます(重大なミスでボーナスを失う、など)。逆に「顔が美しくない」「無能だ」と言われて自己卑下に屈すれば、至る所でその「証拠」を探し、自分を「失敗」へとプログラミングしてしまいます。どちらも過剰ポテンシャルの大きさは同じで、違うのは符号がプラスかマイナスかだけです。
また内的重要性は、「シャツのシミ」「伝線したストッキング」「おでこのニキビ」を理由に「誰もが自分を見ている」と錯覚するケースでもあります。実際には、誰もあなたのことなど気にかけていません。誰もが自分自身のことだけに夢中なのです。
丸太の上を歩く
外的重要性をゼランド氏は丸太の例えで説明します。地面に置かれた丸太の上を歩くのは簡単です。しかし、その同じ丸太が2つの高層ビルの屋上の間に架けられていたら? それはあなたにとって「非常に重要なこと」になり、「そうではない」と自分に言い聞かせてリラックスすることは、ほとんど不可能になるのです。
重要性は「でっち上げ」である
放棄したとき、手に入るもの
いかなる重要性も(内的であれ外的であれ)、あなたの人生を著しく複雑にします。それらはまさに、振り子があなたを引っ掛ける「操り人形の糸」です。
重要性を下げることは、あなたの人生における問題の数を大幅に減らすだけではありません。外的重要性や内的重要性を放棄することで、あなたは「選択の自由」という宝物を手に入れるのです。
ヴァジム・ゼランド『リアリティ・トランサーフィン 第1巻』
「重要性」と向き合う実践
書き出して、自覚して、手放す
日常生活において、あなたの真の目標の実現を妨げる「つまずきの石」となっているのが、まさにこの悪名高い「重要性」であることに、あなた自身さえ気づいていないかもしれません。
今すぐ、紙とペンを用意して、あなたの心をざわつかせるものをすべて書き出してみてください。「絶対に失敗したくないこと」「どうしても許せない人」「喉から手が出るほど欲しいもの」「不安でたまらないこと」などなど……。
書き終わったら、そのリストを眺めてみましょう。実は、そこに書かれたものすべてが、あなたを苦しめ、現実をこじらせている「重要性」の正体なのです。
「ああ、自分はこんなにも多くのことに重い意味を持たせ、振り回されていたんだ」と自覚し、向き合う(気づく)ことこそが、解放への第一歩です。この実践を終えたら、その紙は燃やしてしまって構いません。自分の現状がわかれば、あとはトランサーフィンの実践を使って、その「重要性」を少しずつ下げていくだけです。
動画でたどる「重要性」
トランサーフィン・センターによる解説
「なぜ実践しているのに目標が実現しないのか」という問いに、サマリナ氏が「重要性」という答えを示します。重要性は振り子が私たちを引っ掛ける「内なるフック」であること、出来事はニュートラルで人々は自分のことに夢中であること——本ページの内容の多くがこの動画に基づいています。
「起きていることに対する自分の態度を変えるだけで、重要性を手放せる」という実践的なメッセージが語られます。