用語集 — Glossary
魂と理性の一致
定義
「魂と理性の一致」とは、魂の感情と理性の思考が一つに溶け合った状態のことです。あなたの意図は、この一致においてのみ実現されます。
理性には意志がありますが、「外的意図」をコントロールする能力はありません。一方、魂は「外的意図」との同一性を感じ取ることはできますが、意志を持っていません。魂は、コントロールの効かない紙凧のように「バリアントの空間」を飛び回っているのです。外的意図を意志に従わせるためには、この両者の一致を達成する必要があります。
意志を持つ「理性」、感じ取る「魂」
それぞれが片方だけでは、現実を動かせない
論理的に考え、計画し、意志を持つ。しかし、外的意図のエネルギー——現実を選び取る力——を直接コントロールすることはできません。理性は、常に不安を抱き、重要性を過剰に高め、様々なバリアントを計算する癖を持っています。
外的意図との同一性を感じ取ることができる。しかし、それを動かす意志を持ちません。コントロールの効かない紙凧のように、バリアントの空間を漂っています。魂の声は、静かなささやきのようなものです。
このように、理性と魂はそれぞれ片方だけでは現実を創造できません。理性の「意志」と、魂の「外的意図とつながる力」——この2つが一つに溶け合ったとき、はじめて人は現実を創造することができるのです。
ロシア語の「魂(Душа/ドゥシャー)」は、ニュアンスとして「心」「ハート」「感情の源」「本当の自分」「本心」に非常に近い言葉です。
タフティの教えでは、「スピリット(Дух)」と「魂(Душа)」を明確に分けて説明しています。ヴァジム・ゼランド公式サイトの「タフティの新しいテクニック」(2024年4月27日掲載)および書籍『セルフ・トランサーフィン(邦訳本では下巻:神モード)』のなかで、こう述べられています。
「精神(スピリット)とは、あなたの根本原理であり、『ソースコード』です。魂とは、この人生、このアバターにおいて精神が『解放』された姿です。」
(原文直訳:「スピリットはあなたの根源(ソースコード)です。魂は、この人生・このアバター(肉体)におけるスピリットの『リリース版(実装版)』です。」)
スピリット(精神)がソースコードと呼ばれる理由:スピリットは、あなたがこれまでに輪廻転生を繰り返してきた何百、何千というすべての過去世の経験・知識・知恵を記憶している大元のデータバンクだからです。肉体には収まりきらず、常に見えない高次元(メタ現実・情報空間)に存在しており、現実を動かす強大な「力(メタパワー)」の源泉でもあります。
魂がリリース版と呼ばれる理由:大元のソースコード(スピリット)から「今回の人生(アバター)用に切り出されて実装された最新バージョン」だからです。魂は、広大で永遠なるスピリットの「ほんの一部」が、今のあなたの肉体にダウンロードされて入っているものです。特徴として、頭で考える「理性(論理や思考)」に対して、魂は「感情・感覚(喜びや痛み、心地よさ、不快感など)」を司る機能を持っています。
「魂」も「精神」も、国によってその背景やニュアンスは微妙に異なります。ここではトランサーフィン・タフティにおける「魂」についてお話しました。
魂と理性の一致、3つの状態
一致の状態で、現実が変わる
魂と理性は、必ずしも良い方向で一致するとは限りません。どのような状態で一致しているかによって、現実化されるものが変わります。
人が喜びに満ちたインスピレーションに包まれている時、その人の魂は「歌い」、理性は「満足げに手をこすり合わせ」ます。このような状態にある時、人は現実を創造することができます。
魂が「絶対にこれ!最高!」と至福を感じ、同時に、普段は疑い深くて口うるさい理性も「うん、これなら素晴らしい」と一切の疑いを持たずに納得している状態のとき、魂と理性は調和のダンスを踊り、同時に現実も動き出すのです。
魂と理性が、不安や恐怖、拒絶において一致を見出してしまうこともあります。そのような時には、最悪の予想が現実のものとなってしまいます。一致は強力であるがゆえに、ネガティブな方向にも等しく働くのです。
「ヤダ、なんか怖い(魂)」と、「失敗するかもしれない…失敗するに決まってる(理性)」。この2つが手を取り合い、「どうせダメだ!」というダークな曲で完璧にステップを揃えてしまうと、あなたの「最悪の予想」も恐ろしいほどのスピードで現実化してしまいます。魂と理性の一致のパワーは、ネガティブな方向にも等しく働いてしまうのです。
健全な理性が何かを主張しているのに、心がそれに抵抗している場合、それは魂と理性が「不和」の状態にあることを意味します。この状態では、意図は実現しません。
理性が「これがいいんだよ!」と強引にリードしようとしているのに、魂が「なんだか嫌だ。それが躍りたいんじゃない」と抵抗してステップを拒んでいる場合、それは二人が「不協和音のダンス」を踊っている状態(不和)です。お互いに足を踏み合い、逆方向へ引っ張り合っているうちは、現実を動かす力は生まれません。自分を無理に説得しようとするのをやめ、魂と理性のステップがピッタリ揃う目標を見つけ直す必要がある、というサインなのです。
その意図は、本当に「あなたの」ものか
実現しない目標が教えてくれること
サマリナ氏は、プログラムの参加者からこんな経験を繰り返し見てきたと言います。意図を明確にした参加者に「それは本当にあなたの真の目標ですか?」と尋ねると、「はい、100%私の意図です!」と答える。しかし、しばらくすると「考え直しました。これは全く私の目標ではありませんでした。私は別のものを望んでいます」と言ってくる——。
なぜこうなるのか。多くの人が、実際には自分自身の声を聞いていないからです。もしあなたの意図が長い間現実化しないのであれば、おそらくそれは、本当はあなたのものではないのかもしれません。理性が満足げに「頷き」、魂が期待に胸を膨らませて「手をこすり合わせる」——そんな同意と調和の状態で受け入れられたものではないのです。
あなたは、一見華やかな目標に飛びつきますが、結局何も得ることはできません。なぜなら、それは「あなたの」目標ではないからです。
タチアナ・サマリナ
3次元の現実において、私たちは常に「何をすべきか、どうあるべきか、何に興味を持つべきか」を絶えず教え込まれ続けています。だからこそ、他人の目標を自分のものだと思い込んでしまうのです。意図が実現しないときは、それを責めるより、「これは本当に私の魂が望んでいるか」と静かに問い直す合図なのかもしれません。
魂・理性・身体の3つの調和
忘れられがちな「身体」という導管
サマリナ氏は、魂と理性に加えて「身体(肉体)」の重要性を強調します。トランサーフィンを実践する人々は、しばしば身体の存在を忘れてしまいます。しかし身体は、宇宙の自由なエネルギーの「導管」であり、この物理的な世界で何かを成すための、特別でユニークな道具なのです。
エネルギーが、ブロックや滞り(緊張)にぶつかることなく身体を軽やかに流れるなら、あなたは力で満たされ、同時に自分の意図を「充電」することになります。そうして、新しい扉、展望、可能性が開き始めるのです。
魂の声を聴く。日中、できるだけ頻繁に自分に意識を向け、「私の魂よ、あなたは何がしたいの?」と問いかける。その答えを願い事リストに書き留め、来る日も来る日も実現していく——公園を散歩する、美しいノートを買う、スケッチブックに絵を描く、といった小さなことから。
身体を整える。リラックスを学び、十分な睡眠をとり、食事に気を配り、スポーツや散歩、ダンスなど、自分を満たすものを見つける。身体を動かす瞬間に「私は健康で、強力なエネルギーを持っている」という意図を設定すると、効果はさらに強まります。
「私」とは、理性・魂・身体という3つの部門からなるチームのようなもの。現実創造を爆速にするためには、三位一体のチーム戦が必要です。理性では「やるぞ!」と思っても、魂が「本当は嫌だ」と抵抗し、身体が「疲れたから休みたい」と悲鳴を上げている「バラバラの状態」では、現実は動きません。
論理と理性から「感覚(感情)」へと重心を移し、魂の願いを実現し、身体のシグナルに耳を傾ける。そうすれば、あなたの「私」を構成する3つの要素の調和が手に入り、すべての意図ははるかに簡単に、早く実現していくでしょう。
動画でたどる「魂と理性の一致」
トランサーフィンセンターによる解説
意図は、魂・理性・身体が一致したとき、より速く、より簡単に実現します。「私たちは普段、魂の声を聞かず、理性の声だけを聞いている。だから望むものは、たいてい理性が指示したものになってしまう」——サマリナ氏のこの指摘が、本ページ③の核心です。
「100%私の意図です」と言った人が後で考えを変える例を通して、「本当に自分の目標とは何か」を見つめ直す内容です。