トランサーフィンで自分の使命(天職)を見つけるための、5つのアドバイス

記事 — Article / お金・仕事

自分の使命(天職)を
見つけるための、5つのアドバイス

5 советов, как найти своё
предназначение с Трансерфингом реальности

すべての人には、自分だけのユニークな道、自分の信条(クレド)、そして周囲の現実を彩るために与えられた才能があります。そして、それらを見つけるのに遅すぎるということは、決してありません。

NOTE ── トランサーフィンにおける「クレド(信条)」とは

「クレド」「信条」と聞くと、どこかの企業の企業理念(リッツ・カールトンのクレドなど)や、宗教的な堅苦しいルール、あるいは「絶対に嘘をつかない」といった道徳的なスローガンをイメージしてしまいがちですが、トランサーフィンにおいては少し意味合いが異なります。

トランサーフィンにおいて、ヴァジム・ゼランドが語る「クレド(信条)」とは、道徳や縛られるルールのことではありません。彼は著書の中で、クレドの本当の意味をこう定義しています。

「トランサーフィンにおいて信条とは、「常に自分自身でいること。どんな状況でも本来の自分を裏切らないこと」を指します。

世間(振り子)の意見や常識に流されず、自分の魂が本当に望むことに従うという、自分自身との強固な約束のことです」

ヴァジム・ゼランド著『78日間トランサーフィン実践マニュアル』

つまり、トランサーフィンにおけるクレドとは、他人の真似をしたり、世間の常識(振り子のテンプレート)に合わせたりするのをやめた時に現れる、「絶対にブレない自分軸(マイルール)」や「ありのままの自分を貫くスタンス」「魂の羅針盤」ともいうべきものなのです。

もし「もう手遅れだ」と感じているとしても、それは事実ではありません。誰の言葉にも耳を貸さず、自分の「魂」に従ってください。全力であなたを引き止め、軌道から外そうとする「振り子」には注意を向けないこと。「眠りから目覚め」、自分の可能性を解き放つ時が来たのです。トランサーフィンが語る、使命(天職)を見つけるための5つのアドバイスを見ていきます。

使命(天職)を見つけるための アドバイス No.1
好きなことを、やり始める

第一のアドバイスは、あなたの「魂」が望むことを日常に取り入れることです。

これは、一時的な快楽やエゴの欲望のままに振る舞うこととは根本的に異なります。「〜しなければならない」という理性の声や、損得の計算を少しだけ横に置き、あなたが純粋に喜びやインスピレーションを感じることに意識を向けてみてください。

日常のルーティンの中でも、昼休みに公園を散歩する、新鮮なイチゴを買う、好きな音楽を聴く、静寂の中で香り高いお茶を飲む、夜に泡風呂に入る、マッサージに行く、簡単な体操をする、少し瞑想する……そういったことのための20分の自由時間は、必ず見つかるはずです。このような心地よい小さな出来事を、毎日のスケジュールに取り入れてください。そうすれば、少しずつ「本当の自分」に近づいていることに気づくでしょう。

自分のために生き始め、好きなことをする機会が増えると、周囲の状況が突然「魔法のように」あなたに有利に展開し始め、魂の願いを叶えるチャンスがどんどん増えていきます。すべては小さなことから始まります。今日、公園を散歩することを自分に許せば、明後日には旅行に出かけるチャンスが開けるかもしれません。今日、体操をすれば、明日には突然の閃きのように、自分の使命(天職)を見つけるかもしれないのです。

NOTE ── 「エゴ(理性)の欲望」と「魂の願い」の違い

「手当たり次第に買い物しまくる」「とにかくゴロゴロして動画だけ見ていたい」というのは、”好きなことをしている”というよりも、むしろシステム(振り子)に植え付けられた消費的な欲望であったり、エネルギーが枯渇している(眠っている)状態の現れだったりします。

一方で、魂の本当の願いは物質そのものではなく、「喜び、自由、インスピレーション、安らぎ」といった「感覚(状態)」を求めています。魂の願いは、実はお金をかけなくても叶えられる小さなこと(ゆっくりお茶を飲む、自然の中を散歩する、好きな音楽を聴くなど)であることが多いのです。

なぜ「好きなこと」から始めるのか?

私たちは普段、「〜しなければならない」「お金を稼がなきゃ」という理性の声ばかりを聞いて生きているため、魂との通信回線が完全にサビついています。「好きなことをやり始める」というのは、欲望を爆発させるためではなく、「まずは小さな心地よいことを自分に許可してあげることで、サビついた魂との通信回線(自分を大切にする感覚)を取り戻すためのリハビリ」なのです。


使命(天職)を見つけるための アドバイス No.2
固定観念(ステレオタイプ)から解放される

21世紀の、急速に変化する世界の中で、働き方も多様化し、親の世代のように20世紀のモデルで考えることはもうできないにもかかわらず、未だに、趣味で稼いだり好きな仕事をしたりできるのは、ごく少数の「運の良い人」だけだと思われています。

私たちは四方八方からこう言われ続けています。
「もっと現実的になれ」
「安定した仕事を見つけなさい」
「夢を見るのは理想主義者に任せておけ」

振り子は昔から人々に「義務」だとされることをやらせ、それを当たり前だと思わせるようにしつけてきました。人は、自分の魂の真の欲求を、できるだけ遠くへ押しやることに慣れてしまいました。「後で、後で……いつかそのうち」と。しかし、その「後で」「いつか」が来ることはありません。

自分自身に問いかけてみてください。あなたが軽やかに、自然に、「子供が遊びに夢中になるような純粋なワクワク感」や「無理に頑張らなくても、内側からエネルギーが湧いてきて夢中になれること」、「時間を忘れるほど集中してできること」はありますか?
誰よりも上手にできることは? 歌うこと、刺繍、料理、粘土細工、人前で話すこと、何かを作ること……。そのような活動のすべてが、あなたの扉、つまりあなたの「使命(天職)」への鍵となる可能性があります。

最も重要なのは、「そんなの真面目な仕事じゃない」「趣味では大して稼げない」といった固定観念から解放されることです。覚えておいてください。

この世界では、魂を込めて作られたものには、絶大な価値があります。

あなたが魂を注ぎ込めるものを見つけてください。そして、人生を「いつか完璧な条件が整ったら、私の本当の人生が始まる」と勘違いして「もっと良い時期に」と後回しにしないでください。


使命(天職)を見つけるための アドバイス No.3
背後の橋を、燃やさない(退路を断たない)

魂が歌い出すようなことを見つけたとしても、自分が物質的な世界に生きていることを忘れてはなりません。つい「すぐに仕事を辞めて、これ一本で生きよう!」と衝動的になりがちです。しかし、忘れないでください。もし心のどこかに「生活費はどうしよう」という不安(恐怖)が少しでも残っているなら、無収入でゼロから始めるのは危険です。現実の鏡は、そのあなたの「不安」を映し出してしまうからです。退職届を出すのは簡単ですが、まずは現実的になりましょう。

覚えておいてください。「鏡の世界」は、少し遅れて反応します。あなたの信条(クレド)は必ずあなたにお金をもたらし、すべての扉が開かれます。けれど、それはすぐには起こらないかもしれない。だから、過剰な「重要性」を持たず、お金の不足で思い悩むことなく、安心して好きなことに取り組めるよう、自分自身の安全を確保しておく必要があります。決して、自分の背後の橋を燃やさないでください。

NOTE ── 背後の橋を、燃やさない(退路を断たない)について ── もう少し深く

とはいえ、次のようなことを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。「逃げ道をなくせ(退路を断て)!」「ひとつに絞れ!」「これにフル・ベットせよ!」などなど。保険を用意しておくから失敗するのだ!というように。

たいていの場合、これは、恐怖とプレッシャーの爆弾(過剰ポテンシャル)を抱えることに繋がります。なぜなら「これに失敗したら人生が終わる」「もう後がない」と自分を極限まで追い込み、目標に対する「重要性」をマックスまで引き上げている状態だからです。すると、一方で「失敗したらどうしよう」という恐怖が異常に膨れ上がります。そのエネルギーを放射するだけでなく、そこに世界のバランス調整機能(平衡力)が、この張り詰めた過剰ポテンシャルを更地にしようと働くため、結果として一番恐れていた「大失敗のシナリオ」が現実化してしまうのです。

その一方で、世の中には「退路を断ち、背水の陣で挑んで人生激変レベルの大成功を収める人」が確かに存在します。これはどういうことでしょうか。トランサーフィンは、彼らの成功を「まぐれだ」とか「嘘だ」と否定しているわけではありません。ヴァジム・ゼランドは、この現象について2つの明確な理由で説明しています。

1. 彼らは「超・戦士(内的意図の超人)」である。
2. 極限状態で「強制的に重要性がゼロ(肚をくくった/開き直った)」になった。

1. 超・戦士(内的意図の超人)の場合
トランサーフィンでは、目標を達成するための力には「内的意図(自分の力)」と「外的意図(宇宙の力)」の2つがあると言っています。退路を断って成功した人たちは、自らの気合い、努力、不屈の精神といった「内的意図」を限界まで引き出し、力技で壁をぶち破った「超・戦士」たちです。しかし、ヴァジム・ゼランドはこうも言っています。

戦う人々(超・戦士)が、実際に人生で多くを成し遂げることは事実だ。だが、その代償は何か? 多くの場合、代償はあまりにも大きすぎる。すり減った神経、健康の悪化、極度のストレス、そして孤独だ。

2. 重要性が強制的にゼロになった場合
一方、限界状況にあって突如「覚醒した」としか思えないような活躍を見せる人もいます。退路が断たれ、「まさに人生崖っぷち」状態のときに、プツンと糸が切れたような(振り子の操り人形の糸が切れた音かもしれません)、ノイジーだったものがピタッと静かになる瞬間。「やるしかないんだから、やるだけだ」という、一種開き直りのような、あるいは覚悟が決まる、肚をくくる境地に達することがあります。

実はこの瞬間、逆説的ですが、極限まで膨れ上がっていた「失敗への恐怖(重要性)」が突如としてゼロになります。プレッシャーが消え去り、「ただ純粋に行動するだけの意図」になった瞬間、図らずともトランサーフィンの魔法である「外的意図(宇宙の力)」が作動し、奇跡的な大逆転ホームランが起きてしまうのです。

まずは少しずつ始めてください。本業の後の夜や週末に、選んだ活動に取り組む。そうすることで、それが本当に自分の魂が望んでいることなのか、確実に見極めることができます。

NOTE ── 「魂の願望」に見せかけた過剰ポテンシャルに注意

「魂の声に従えば魔法のように現実が変わる(だからすぐに仕事を辞められるはず!)」という行動の裏に、「今の状況から逃げたい」「これで嫌な現実から逃げ出せる!」という動機が隠れている場合、それは完全な「過剰ポテンシャル(重要性の高まり)」です。

1. 「逃げたい!」は最強の過剰ポテンシャル
トランサーフィンにおいて、「どうしても〜したい(強烈な欲望)」と同じくらい強力な過剰ポテンシャルを生み出すのが、「絶対に〜したくない」「ここから逃げ出したい(強烈な拒絶)」という感情です。今の仕事や生活を心底嫌悪し、「魂の道という魔法を見つけたから、これでやっとこの地獄からおさらばできる!」と衝動的に退路を断つとき、そのエネルギーは「魂の目的に向かう喜び」ではなく、「今の現実への強い不満と恐怖」に100%注がれています。あなたが心から嫌いなもの、避けようとしているものに強いエネルギー(重要性)を注ぐと、平衡力が働き、かえってその嫌なものを引き寄せてしまいます。

2. 「逃げた先」には「逃げたもの」が待っている
タチアナ・サマリナ氏は、この「現状から逃げ出そうとする心理」についてこう語っています。

「私はこれが嫌だ」と考え、逃げ出そうとする時、あなたはまさにそのネガティブな状態の中に浸かっています。あなたがどこへ行こうとも、結局はあなたが逃げ出そうとしたものと同じ場所に戻ってきてしまうのです。

つまり、「今の仕事が嫌だから逃げる」という動機で起業したり、新しいことを始めたりしても、内面が「不安と不満のエネルギー」のままなので、結局は新しい場所でも「嫌な思いをする現実」を正確に鏡に映し出してしまうのです。

3. 金銭の振り子の「第2段階(否定)」という罠
トランサーフィンセンターでは「お金の振り子における覚醒の4段階」について話しているところがあります。そのなかに「第2段階:否定(Отрицание)」と呼ばれる段階があります。トランサーフィンをはじめ、スピリチュアルなことに目覚めたりした人が、「今の社会システムは奴隷だ!もう誰かのために働くのは嫌だ!」と現状を激しく否定し、闘い、逃げ出そうとする段階です。しかし、サマリナ氏はこの状態を「目を覚ましているように見えて、実はまだ眠っている」と指摘します。なぜなら、システムを憎み、逃げ出そうと闘っている間、結局は振り子に莫大なエネルギーを注ぎ込んでおり、「以前よりもさらに深くシステムに根を張って(囚われて)しまっている」からです。


使命(天職)を見つけるための アドバイス No.4
他人の目標や借り物の目的に生きるのをやめる

自分が「自分の居場所(本来の道)」にいるかどうかを確認するのは、常にとても簡単です。もし自分の居場所にいるなら、ただそれに取り組んでいるだけで、あなたはすでに今、幸せなはず。深い内面的な満足感を感じているはずです。もし「他人の居場所」にいるなら、幸せはどこか遠い未来にちらついているだけ。自分の使命(天職)を探すときは、理性ではなく「魂」の声を聴いてください。もし「自分自身を説得して(言い聞かせて)」やっていることに気づいたら、それはあなたの仕事ではありません。

他人の目標は常に外部から押し付けられ、その「ステータス」や「正しさ」であなたを誘惑し、誰かに何かを証明し始めようと強要します。しかしそれは、あなたの真の本質、あなたのユニークさや個性に対する暴力でしかありません。

他人の道を進んでいる限り、あなたは常に精神的な不快感を感じるでしょう。自分の行動の正しさをどれほど自分に言い聞かせても、その憂鬱な感覚が消えることはありません。表面的には、人生はすべて順調で、「標準的」な成功を収めるかもしれません。それでも、心からの幸せを感じることは決してないのです。自分の目標、自分の仕事を探してください。自分に正直に。常に、自分の内面的な状態に注意を払うことです。


使命(天職)を見つけるための アドバイス No.5
自分のユニークさ(個性)を、解き放つ

この世界にあるすべての魂には、それぞれの目標、自分だけのユニークな道があります。本当の成功を収め、自分の道を見つけるためには、常に自分の中にそのユニークさを探し、自分のすべての長所や強みに気づき、些細に思えることでも、自分のすべての勝利を評価してください。

NOTE ── タフティはこれを「思考マーカー」と呼んでいます

「今日は予定通りに仕事が終わった」「たまたま入ったお店のランチがめちゃくちゃ美味しかった」「道端で100円を拾った」といった普通の人が見過ごしてしまうような日常の小さなラッキーや小さな前進(勝利)を、意図的にカウントし、確認していく作業のことです。

そして「よし!私の現実は良い方向へ向かっている」「私の世界は私の面倒を完璧に見てくれている」という、この「小さな勝利の確認作業」が疑い深い理性を安心させ、現実の鏡は「私は成功している」という映像を確固たるものとして映し出し始めるのです。

振り子が創った「大きな成功だけを勝利とみなす」価値観でいると、いつまでたっても自分の欠点、短所、できていないところしか見えてきません。しかし、欠点にエネルギーを注げば注ぐほど、平衡力が働いてさらに欠点が目立ってしまう結果となるのです。

制限について忘れてください。毎朝、自分自身に問いかけてみましょう。「どんな活動が、私の人生をお祭り(祝福)に変えてくれるだろうか?」「今日、私は何をしたいだろうか?」 もしあなたがさまざまな方向性を試していれば、遅かれ早かれ、あなたの魂自身が「自分のもの」を直感的に見つけ出すでしょう。

毎日同じことを繰り返す「無意識の自動操縦(ルーティン)」という悪循環から、意図的に抜け出す努力をしてください。新しい情報を受け入れ、慣れ親しんだ思考の枠組みを広げ、いつもの目的地へ向かう際も、あえて別の道を探してみるのです。そうやって意識(気づき)を目覚めさせたら、自分の内なる声に静かに耳を傾けましょう。瞑想やビジュアライゼーションを行い、身体を動かして自分自身のエネルギーレベルを高めていくのです。自分をより深く知り、本来の「本当の自分」に出会えた時、あなたは必ず自分だけの揺るぎない道(クレド)を見出すはずです。


動画 ── 魂の声を、どう聴くか

記事のテーマを実践に落とし込む、タチアナ・サマリナの動画レッスンです(コース『私は、私の人生の創造主!』より)。使命(天職)を見つける鍵は、外側ではなく「自分自身と知り合うこと」にある——その具体的なワークが語られます。

自分の使命(天職)を見つけるには?
タチアナ・サマリナ

「100の願いリスト」「コンフォートゾーンを出る」「子どもの頃の夢を思い出す」——魂の声をもう一度聴くための、具体的な実践が紹介されます。

YouTubeで視聴する →

なぜ、魂の声が聞こえなくなるのか

自分の真の目標は、あなたの「魂」、つまり内なる「私」(「バリアント空間」に直接アクセスできる直感的なナビゲーター的存在)が知っています。けれど残念ながら、私たちの魂の声は、とても弱くなっています。膨大な情報と思考のカオスに埋もれて、私たちは自分自身の声が聞こえなくなり、そもそも聞くことを忘れてしまいました。

「魂」は小さな子供のように、「これが欲しい」「あそこに行きたい」と無邪気に語りかけます。けれど、私たちの「理性」は厳しい親のように、「今はダメ」「時間がない」「現実を見なさい」と答え続けます。否定され続けた子供が何も頼まなくなるように、魂は自分の中に引きこもってしまいます。ゼランド氏はこれを「夢のお葬式」と呼びました。私たちが自分の声を聞けなくなってしまった理由は、まさにここにあるのです。

実践 ──「100の願い」を書き出す

そこでサマリナ氏が勧めるのが、今すぐペンを取って、自分の願いを「100個」書き出すこと。考えずに、頭に浮かんだことを素早く書いていきます。たいてい5個か10個で手が止まり、「自分が本当に欲しいものは何だろう?」と分からなくなる。それでいいのです。

大切なのは、書いて終わりにしないこと。小さな願い(素敵な場所で一杯のお茶を飲む、など)から実現していくと、魂は「ここでは私の声を聞いてくれるんだ」と理解しはじめます。すると魂は、あなたの奥底にある願い、本当の目標について、少しずつ語り始めるのです。

コンフォートゾーンを出て、子どもの頃の夢を思い出す

次にお勧めしたいのは、自分自身の「コンフォートゾーン(慣れ親しんだ領域)」から抜け出すことです。私たちは往々にして、望まない環境や我慢の連続であっても、「そう生きることに慣れている」という理由だけで、そこが無意識のうちにデフォルトとなってしまいます。あなたが今「そう生きることに慣れている」のであれば、そこがあなたのデフォルト枠です。そこから立ち上がり、行動し、新しい視点から世界を見始めてください。年齢は関係ありません。
(だからこそ『意図』が大切なのです。『願望』にはコンフォートゾーンを抜け出す力がありません。)

そして、子どもの頃を思い出すこと。何をするのが好きでしたか? 人を集めてお祭りを企画する子だったか、一人で絵を描くのが好きな子だったか、思い出してみましょう。そこに、あなたの使命(天職)へと続く才能の種があります。
サマリナ氏のコースでは、子どもの頃ずっとスケートをしてみたかったと書いた30代の受講生が、屋内リンクで実際に滑ってみた——そのまさに氷の上で、自分が本当にやりたいことを閃いた、という話が紹介されます。受講生の女性は「ずっとスケートをしてみたかった」とリストに書き、タチアナ氏から「ずっとやりたかったのだから、まさに今、それをやるべきです」と勧められたにも関わらず、スケートに行きませんでした。「時間がないし、そもそも今はスケートリンクなんてないから」という理由で。それでももう一度勧められて、氷の上を滑る練習をしているまさにその過程でした。
「見つけました! しかも、それはずっと私のそばにあったんです」。
彼女は今、有名なスタイリストとして自分のビジネスを成功させています。子どもの頃の夢と「今ここ」の目標は、一見無関係に見えて、実は深く結びついているのです。

自分の夢を殺さないでください。人生のどんな瞬間でも、どんな年齢でも、自分を信じて。最も重要なのは「意図」を持つこと、インスピレーションの状態と、自分を実現したいという願いを持つこと。それ以外は、重要ではありません。

タチアナ・サマリナ

使命(天職)は、外側ではなく、
あなたの内側にある。

自分自身と知り合い、ユニークな特性を解き放ち、魂に向き合うこと。自分を理解し、受け入れて初めて、前に進める。才能を解き放ち、可能性を目覚めさせたとき、あなたは自分の真の道を見つけます。

NOTE ──「使命(天職)」と「天職」、原語のニュアンス

日本語の「使命(天職)(命を使ってなすべきこと)」と「天職(天から授かった職業)」は、重なりつつもイコールではありません。原文で使われている語は «предназначение»(プレドナズナチェーニエ)。「あらかじめ定められた目的」「存在する理由」を意味し、職業に限定されない、魂がこの世界に生まれてきた理由という、広くスピリチュアルな響きを持ちます。日本語の「使命(天職)」「人生の目的」に最も近い言葉です。

実は、日本語の「天職」にぴったり当たる別の語 «призвание»(プリズヴァーニエ/召命)も、ロシア語には存在します。こちらは「自分に向いている職業、才能を活かせる仕事」という意味合いが強い。この記事でサマリナ氏が使っているのは後者ではなく、よりスケールの大きい前者「使命(天職)(предназначение)」です。

ただ、記事の具体的なアドバイス(趣味で稼ぐ、今の仕事を急に辞めない、など)は、最終的に現実的な仕事・ライフワークへと落とし込まれています。単に「使命(天職)」とだけ訳すと「世界平和」や「自己犠牲を伴う重い義務」のように、仕事や収入と切り離されて受け取られかねません。そこで、「魂の目的であり、かつ最終的には仕事(収入)にもなり得るもの」という文脈を伝えるために、当サイトでは「使命(天職)」と補って訳しています。

ちなみに、トランサーフィンセンターのディレクターは、ラジオ番組の中でこのように語っています。

「私にとっての『真の目標』とは、天職(プリズヴァーニエ)と使命(プレドナズナチェーニエ)が結合したものです」

つまり、使命と天職は別々のものではなく、「魂の壮大なテーマ(使命)」を、「自分の才能を活かした具体的な活動(天職)」という形で現実世界に落とし込んだとき、それが最強の『真の目標』になる、というのがトランサーフィンの教えなのです。

Crossover Dimension : HEH

出典:ヴァジム・ゼランドの書籍、トランサーフィンセンター公式サイトの記事および掲載動画より翻訳・要約(動画解説:タチアナ・サマリナ)。
本ページは非営利・無償の資料アーカイブです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次