Q&Aライブラリ
お金の不安が、押し寄せてくる
── 「対処」ではなく「目覚め」を
トランサーフィンセンターには毎日たくさんの質問・相談が届くそうです。それに対してタチアナ・サマリナが公式サイトや、SNS、YouTubeやメルマガなど様々な媒体で答えているのですが、今日はその中の一つをお届けします。
幼い子供を抱えて生活の危機に直面しながら、実践を始めたばかりの読者エカテリーナさんの質問と、サマリナ氏の回答です。
「不安と闘ってはいけない」——では、どうするのか。実践しているのに不安が消えない、というすべての人に届く6分間の回答です。
「現在、私と小さな子供の『経済的な生存(生き残れるかどうか)』という深刻な問題に直面しています。リモートワークの仕事を探しながら、並行して新しい職業の勉強もしています。一歩一歩、歩みを進め、実践も行っています。『グラス1杯の水』もやっています。静かに意図の三つ編みを起動するときには、アマルガムを声に出して唱えています。
数日前に始めたばかりですが、頻繁に不安が押し寄せてきます。それを最もうまく処理するには、どうすればよいでしょうか? 私のケースで最も役立つアマルガムは何ですか? 今すぐ現実を変えたいんです」
── エカテリーナさん
タチアナ・サマリナの解答の前に、質問から伝わってくるエカテリーナさんの状態を整理しましょう。
- 「生活できなくなるかもしれない」という生存レベルの恐怖
エカテリーナさんが恐れているのは「このままでは子供を養っていけない」という生存への恐怖です。この恐怖が「どうしても今すぐ仕事を見つけなきゃ! お金を稼がなきゃ!」という、大きな過剰ポテンシャル(執着)を生み出しています。 - ワークを「魔法の杖」として焦って使っている
「グラス1杯の水」「アマルガム」「三つ編み」など、トランサーフィンやタフティの強力なテクニックを総動員して必死に頑張っています。
しかし、その動機が「不安から逃れるため」「今すぐ現実を変えたいという焦り」になっているため、頻繁に不安(エネルギーの空回り)に襲われています。 - 「どのアマルガムが効くか?」という手段への執着
「どのアマルガム(現実をセットする短い思考フォーム)を使えばいいですか?」と聞いていることから、彼女はワークを「唱えれば状況が良くなる魔法の呪文」のように捉えてしまっています。
トランサーフィンでは、どんなに良い言葉を唱えても、根底の周波数が「恐怖」「不安」であれば、現実は1ミリも変わりません。
では、そのうえでタチアナ・サマリナがどのようなアドバイスをしたのか見ていきましょう。
サマリナ氏の回答 ── 取り除くべきは、過剰ポテンシャル
エカテリーナさん、あなたがしていることはすべて素晴らしいです。本当に素晴らしい。
今やるべき唯一のことは、過剰ポテンシャルを取り除くことです。目標の実現を妨げるものは何か。第一に、過剰ポテンシャルなのです。
もう一つの可能性もあります——それが「あなたの目標ではない」場合。
けれどあなたが書いているとおり、これがあなた自身の目標であるなら、まず静かな状態で意図を設定してください。
今のあなたにとって最高に理想的な仕事が、簡単に見つかるのだという「内なる知」の状態に入ること。これが一つ目です。
二つ目は、宇宙は豊かであり、あなたの世界はあなたの世話をしてくれるという状態に入ること。世界に、あなたの世話をさせてあげてください。それを許可してください。自分自身にも、許可してください。
- 「過剰ポテンシャルを取り除く」
トランサーフィンにおいて「過剰ポテンシャル」とは、「どうしても手に入れないとヤバい!」「失敗したらおしまいだ!」という、強烈な焦り、恐怖、執着のエネルギーのことです。エカテリーナさんは現在、「子供を養うために、今すぐ仕事を見つけて稼がなきゃ!」という大きな過剰ポテンシャルの塊になっています。
しかし、トランサーフィンでは「強く望めば望むほど、力めば力むほど、それは逃げていく(平衡力が働いて台無しにされる)」という法則があります。
また、「世界は鏡」なので、その「ない」という焦り(過剰ポテンシャル)を抱えたまま必死に行動しても、鏡には「さらにお金がなくて焦る現実」しか映りません。だからこそ、サマリナ氏は「まずは力むのをやめて、焦りのブレーキ(過剰ポテンシャル)を外しなさい」と一番に伝えているのです。 - 「自分の目標か?」= 妥協してダミーを選んでいないか?自分の内側を観察する
生活が苦しいとき、人はつい「やりたくないけど、とにかくお金になる仕事(ダミーの目標)」に手を出そうとします。しかし、トランサーフィンでは「魂が拒絶している目標(嫌な仕事)に向かおうとしても、宇宙からのサポート(お金やチャンス)は得られない」と考えます。
サマリナ氏が「それが本当にあなたの目標ですか?」と確認したのは、「生活の恐怖から妥協して、嫌な仕事を探そうとしていませんか? それでは上手くいきませんよ。あなたが本当にやりたいと思える理想の仕事を目標に据えてください」という軌道修正のサインなのです。 - 「静かな状態で意図を設定する(内なる知)」= 無理やりなポジティブ思考をやめる
よく誤解されるのが「内なる知」とは、「絶対に見つかる!私はできる!」と熱血に自分を奮い立たせることではありません。それは単なる「不安の裏返し(過剰ポテンシャル)」です。
トランサーフィンにおける意図の設定とは、レストランで注文した料理が運ばれてくるのを待つ時のように、「興奮も焦りもなく、ただ『私にぴったりの仕事が見つかるのは、まあ当たり前のことだよね』と静かに確信(知っている)している状態」のことです。
この「静かな確信(内なる知)」を持ったとき、初めて現実の鏡は動き始めます。 - 世界に自分の世話をさせる = 「一人で闘う」のをやめて委ねる
私たちは「全部自分の力でなんとかしなきゃ!」と、世界を厳しいサバイバルゲームの舞台だと思い込みがちです。そうすると世界の鏡はそれを反射し、ますます「一人で過酷に戦わなければならない厳しい現実」を映し出し続けます。
しかし、トランサーフィンの基本設定は「私の世界は私の世話をしてくれる」です。
宇宙は無限の豊かさを持っています。自分で全部背負い込むのをやめて、「世界さん、あとはよろしくね」と委ねた(許可を出した)瞬間、世界は味方になり、想像もしていなかったような人脈や、理想の仕事という「ドア」を向こうから開いてくれるのです。
なぜ「信頼」が要るのか
もちろん、深刻な問題を抱えたまま、信頼や落ち着きへ切り替えるのは難しいことです。こんなときに、どうやって信頼を得るのか。
こう認識してください。私たちが外的意図のエネルギーと相互作用するとき——今まさにあなたが試みていることですが——私たちはその状態に入る必要があります。
つまり信頼とは、あなたの目標を実現してくれる外的意図のエネルギーと、同じ周波数で共鳴するための条件なのです。
不安や心配(過剰ポテンシャル)を抱いた瞬間、現在のあなたの客観的な状況が「有利(良い)」か「不利(悪い)」かは、一切関係なくなります(意味を持たなくなります)。なぜなら、その時点で目標実現のルートから完全に外れてしまっているからです。
それでもあなたは行動の人であり、意志の力を持った人です。そうでなければ、これだけのことを書いてはこなかったでしょう。ですから結果は達成できます。それは時間の問題です。
外的意図との相互作用とは、「自分の小さな力(内的意図)でガムシャラに頑張るのをやめて、宇宙の巨大な力(外的意図)にアクセスし、その波に乗って目標まで運んでもらうこと」を意味します。
そのための条件が「信頼」ですが、その反対に「疑い」もあります。この場合の「疑い」の正体とは、宇宙の大きな力(外的意図)を信頼できず、「自分のちっぽけな理性でなんとかコントロールしようと焦っている『力み(重要性)』」の一種であり、現実創造のメカニズムを根底からストップさせてしまう、極めて物理的なブレーキでもあるのです。
「どんな仕事でも」ではなく、「どんな仕事が欲しいのか」
長引かせないために、リラックスしてください。
リラックスを感じること——つまり、女性のエネルギーに入ること。
あなた自身とお子さんのために、素晴らしい人生を創造しているのだと感じてください。
そして、本当のところどんな仕事が欲しいのかを書き出してください。
おそらく今のあなたは「何でもいいからリモートワークを」と探しているでしょう。けれど、こう感じてみてほしいのです。
「私はこの人生で最高のものすべてを受け取るにふさわしい。
では私は今、どんな仕事が欲しいのだろう? 私にとって最高に役立ち、適切で、心地よいのは、どんなものだろう?」
1日の労働時間まで、すべて書き出してください。
この状態から——そしてあなたがそれの到来を許可した途端に——すべては素早くやって来て、見つかるでしょう。
トランサーフィンにおいて「女性のエネルギー」とは、性別や性格の話ではなく、外的意図(宇宙の力)を起動させるための「リラックスと信頼のモード(周波数)」を指しています。
エカテリーナさんは「子供を食べさせなきゃ!」という恐怖から、ガチガチに緊張し、完全に「男性のエネルギー(戦うモード)」で空回りしていました。
タチアナ・サマリナはトランサーフィンセンターの記事「トランサーフィンは男性と女性が豊かさへ向かう道でどのように役立つか?」の中でこう述べています。
「女性が緊張し、ストレスや恐怖、過剰な重要性で振動しているとき、結果は悲惨です。望むものは手に入らず(手に入っても多大な代償を払い)、内側からエネルギーが枯渇してしまいます」
つまり、戦って(男性のエネルギーで)現実を力ずくで変えようとするほど、宇宙のバランスが崩れ、平衡力や現実の鏡によってさらに厳しい状況になるのです。
だからこそ、サマリナ氏は「リラックスして、女性のエネルギーに入りなさい」とアドバイスしたのです。
どのアマルガムが役立つか
「どのアマルガムが最も役立つか」というご質問ですが、第一に大事なのはアマルガムではなく、状態です。
そのうえで挙げるなら、先ほども言った、これ。
── ヴァジム・ゼランドの、すでによく知られたアマルガム
これは本当に機能します。すでに「祈りが込められている」——つまり多くの人が使い続けて、エネルギーが蓄積されているアマルガムだと言えます。
そしてもう一つ。
私の人生に簡単に流れ込んでくる」
このようにしてお金を引き寄せてください。磁石になってください。
不安が押し寄せてきたら ── それは目覚めのシグナル
不安が押し寄せてきたときは、「自分がどう生きたいか」へ注意のフォーカスを移します。
不安、心配、気苦労の状態に自分を巻き込ませないよう、意識的にしてください。
そこに注意が向いた瞬間こそ、あなたにとっての目覚めの瞬間なのですから。その中で目覚めてください。
いかなる低い波動のエネルギーも、ネガティブな感情も、状態も——すべては目覚めへのシグナルなのです。
※ここでいう「目覚めのシグナル」とは、「今、あなたのエネルギーがシステム(振り子)にハッキングされて吸い取られていますよ! 眠らされてますよ!」というエラー検知アラームが鳴り響いていますよ、ということです。
「私は目覚める」というゲームを受け入れた途端に、こう見えてきます。
不安は今や習慣となって、プログラムのように自分の中で作用している。
私たちは人生を「深刻な現実」だと思い込み、振り子のなすがままに悩み、苦しみ、完全に映画の中の「操り人形(眠っているキャラクター)」になりきっています。
しかし、現実を「ただの映画(ゲーム)」として客観的に見下ろすポジション(観察者・気づきの中心)に立ったとします。これが「目覚めるというゲームを受け入れた状態」です。
「あれ? 今月の支払いが…と思った瞬間、勝手に胃がキュッとなって焦り出したぞ?」や「上司に呼ばれただけで、自動的にビクビクし始めたぞ?」という不安や恐れは、わたしたち本来の性格や感情ではなく、システム(振り子)がエネルギーを吸い取るために私たちの中に組み込んだ、「Aが起きたら→B(不安)と反応せよ」というプログラム(条件反射・オートパイロット)だということ。それが、私たちの中で勝手に作動してしまっている状態なのです。
そしてそれは、自分が受け取りたいものを、ただ遮断してしまっているのです。だから自分に問いかけてください。
——私にそれは必要だろうか? いいえ。では、私はどう生きたいのか?と。
そしてまた、自分の目標へと注意をフォーカスします。
探している仕事のことですらなく、もう少し先を覗き込んでみてください。仕事が見つかった、その後は? あなたはどう生きたいのですか?
それもまた、あなたを力強くインスパイアし、前へと導いてくれるでしょう。
あなたが私の言葉を頭で聞くだけでなく、心でちゃんと受け取ってくれたなら、扉は自然に開き始めます。そして、あなたなら絶対に受け取れると確信しています。
だから、何かに「対処」しようとする必要はありません。この瞬間に目覚める必要があるのです。自分がどこにいるのか、自分は誰なのか、そして自分はどこへ向かっているのかを認識することです。
この回答の核心は、質問と答えが噛み合っていないように見えるところにあります。エカテリーナさんは「不安にどう対処するか」と尋ね、サマリナ氏は「対処する必要はない」と答えている。ここには、トランサーフィンとタフティの根っこが同じであることが表れています。不安を消そうとする行為そのものが、不安に重要性を与えて過剰ポテンシャルを生む。だから闘わない。代わりに「気づく」——気づいた瞬間が、そのまま目覚めの瞬間になる。ネガティブな感情は、敵ではなく目覚まし時計だ、という反転です。
もう一点。「実践しているのに不安が消えない」という状況そのものが、実は答えを含んでいます。「グラス1杯の水」もアマルガムも、正しく唱えること自体が目的ではなく、状態を作るための道具です。サマリナ氏が「第一に大事なのはアマルガムではなく状態です」と即答しているのは、そのためでしょう。「どの言葉が正解か」を探し始めた時点で、道具が目的にすり替わっている——これは実践者が最も陥りやすい罠かもしれません。
不安は、闘う相手ではなく、
目を覚ますための、合図。
