タフティ
お金持ちになるには?
タフティからのアドバイス
お金とは、目標の「属性」であり、エネルギーであり、そして一つの「振り子」でもある——。トランサーフィンを学んできた方なら、もうご存知でしょう。
トランサーフィンセンターでは、これまで、その原則とテクニックを使って豊かになる方法が、何度も詳しく解説されてきました。
今回は、この問いに「新しい角度」から光を当てます。使うのは、ヴァジム・ゼランドのベストセラー『タフティ・ザ・プリーステス』にある、強力な実践法。タフティのテクニックは、本質的にはとてもシンプルですが、非常に深く、効果的です。その中核にある「イミテーション・ゲーム(邦訳本ではLesson32:フリをするテクニック)」を、見ていきましょう。
イミテーション(フリをする)とは、「鏡の向こう側(永遠の保管庫/バリアントの空間)」にすでに存在する「生きたいわたし」と周波数を同調(アライメント)させる作業です。「ないものを作る」のではなく、「すでにある未来の自分に、今ここで同調する」。これがメカニズムです。
自分が「豊かであるシナリオ」を選ぶ
現実とは、一面では「鏡」であり、もう一面では「映画」です。そして、自分にとってどんなシナリオを選び、現在の「フレーム(コマ)」を設定するかは、あなたの意志次第です。
よく世間で言われる「鏡の法則」は、「相手の態度はあなたの心の投影です」という心理学的な話ですが、タフティの言う鏡は全く違います。
今、私の目の前で展開されている「現実」は”ただの結果(鏡の反射によってスクリーンに映った映画)”にすぎません。鏡の向こう側に広がっているバリアント空間にある映画のひとつが、こちら側に映し出されているのを”現実”とよんでいるのです。
確かに、私たちは幻想の中にいて、無数に存在する映画のフィルムを見ることはできません。けれど、そのことを「知り」、常に「覚えて」さえいれば、シナリオはあなたへの支配力を失います。あなたは盲目的にそれに従うのをやめ、自由を——「選択の自由」を手に入れるのです。
※ここでいう”幻想”には2種類あります。
幻想①「今見ているこの現実だけが絶対だ」という幻想(目の前の現実は「過去にあなたが放ったデータが鏡に届き、鏡の向こうのバリアントの空間で一致したものが、時間差でスクリーンに映し出された、ただの録画映像(結果)」にすぎません)。
幻想②「自分は自分の意志で行動している」という幻想(眠りに落ちて、行動や感情が、すべて台本が用意した「シナリオ(自動プログラム)」通りに動かされているだけ)。
ただし、幻想は非常に巧妙です。現実は私たちからフィルムを隠し、まるで自分が鏡ではないかのように振る舞う。だから、あなたのどんな発信もすぐには結果に現れず、原因と結果の繋がりを正しく追うことも難しい。それでも、あなたは「鏡に映ったもの」を具体的なイメージへと変えることができ、それはやがて、あなたの世界の物理的な層に姿を現します。
ここで言われているのは
「現実はタイムラグ(時差)という巧妙なトラップを使って、自分が『鏡』であることを隠そうとしてけど、騙されるなよ!」
という、種明かしです。
洗面所の鏡なら、こちらが笑えば「0秒」で鏡の中の「わたし」も笑います。ところが、この「現実という巨大な鏡」は、三つ編みを使ったりポジティブな周波数を放ったりしても、すぐには物理現実に変化を見せません。
しばらくの間、しれっと「え? 私、鏡なんかじゃないですけど? あなたの思考なんて届いてませんけど?」という顔をして、何も変わらない現実を映し出し続けます(裏側では変化が生じているのですが、それはわたしたちからは見えません)。
こうして発信(原因)と現実化(結果)の間にタイムラグがあるため、人間は「自分の放ったエネルギーと、目の前の現実のつながり」を見失ってしまいます。そして、「なんだ、タフティなんて効かないじゃん」と諦めて、元の「内部スクリーンのグルグル思考や、外部スクリーンの嫌な現実」にベチャッと貼り付き、また「眠り」に戻ってしまうのです。
あなたに求められているのは、自分が欲しいけれど今はまだ持っていないものを、「すでに持っているかのように振る舞う」ことだけ。まだなっていない人物(豊かで、成功し、有名な人)であるかのように、振る舞うのです。ここでのキーワードは「まだ」。忍耐を持てば、幻想は現実になります。
『タフティ・ザ・プリーステス』の趣意より
なぜ「まだ」がキーワードなのでしょうか?
それは、たとえば「私にはお金がない」「成功できない」と思ったとき、それが不可能な「絶対的な現実」ではなく、単に「(鏡の反射による結果が)届くのが『まだ』なだけ」だからです。「無理」から「単なる時間差」へと変えるキーワードなのです。
あなたの課題は、映画俳優のように、その役を演じること。設定したイメージに、最大限に入り込むのです。たとえそれが、遊びや自己欺瞞のように思えても構いません。あなたが100%の力を出し切り、真剣に演じるなら、現実もまた、それを完全に真剣に受け止めるのですから。
その役を、「試着」してみる
たとえば、郊外に自分の邸宅を持ちたい。あるいは、ただ「経済的に豊かな人」になりたい。それなら、その役を自分に試着してみてください。お金がたくさんあるシナリオに沿って、演じてみるのです。
高級なインテリア雑誌をめくる。家具のショールームへ足を運ぶ。寝室に飾るおしゃれな絵を見繕う。高級ブランド、豪華な品々、車、ボート、5つ星ホテルに、興味を持ってみる——。
あるいは、何かの分野で有名になりたい、スターになりたいと夢見ているなら、その役を演じてください。すでに街で気づかれる存在であるかのように振る舞い、その人生を生きてみる。今はまだ、主に頭の中(思考の中)だけでも構いません。大切なのは、全力で、楽しみながら、そのプロセスに完全に入り込むこと。もちろん、常識の範囲内で、ですが。
こうして、あなたは「自分が豊かで、人気があり、望むすべてを持っているシナリオ」を選び取ります。すると次第に、あなたが想像した「フレーム」に合わせて、現実が変化していくことに気づきはじめるのです。
▲ 目次に戻る現実とのゲーム ── 模倣(イミテーション)の4原則
『タフティ・ザ・プリーステス』で語られる「映画のフィルムの中を生きたまま歩き回ること(←ロシア語版のサブタイトル。邦訳本のサブタイトルは『世界が変わる現実世界のメソッド』)」は、いわばマスカレード(仮面舞踏会)です。本質的には、現実とのゲームです。ただし、真剣なゲームです。豊かになるために現実とどう遊ぶか——次の4つの原則を、覚えておいてください。
あなたの発信が「私は豊かで成功している」なら、返ってくる答えも「あなたは豊かで成功している」になります。
あなたが現実に、自分の最高の資質・才能・ポジティブなエネルギーを与えるなら、見返りとして、豊かさ・インスピレーション・成功を受け取ります。
あなたの「映画の中のイメージ」は、やがて、生きた現実の人間——つまり、あなた自身になります。
あなたが成功者でありスターであるなら、たとえそれが今はまだ自分の内側、空想の中だけだとしても、次第に現実でも、そのようになっていきます。
ふりをした、その通りのものに、現実になっていく。
ヴァジム・ゼランド『タフティ・ザ・プリーステス』
「そんな”ふり”が、魔法のように現実に変わるのだろうか?」と疑い始めるかもしれません。けれど、変わります。なぜなら、私たちの現実は「多バリアントの映画」だから。それならば、これを利用して、自分自身が望むシナリオを設定してみては、いかがでしょうか。
▲ 目次に戻る動画 ── 現実と「遊んで」豊かになる、模倣のテクニック
「模倣のゲーム」は、タフティの最も効果的なテクニックの一つ。まず豊かで成功した人の「ふり」をし、やがて実際にそうなる、という技法です。トランサーフィン・トレーナー、タチアナ・サマリナが、現実と正しく遊ぶための実践的なアドバイスを語ります。
「逆」の俳優になる
優れた俳優が、普段どうしているか知っていますか。彼らは完全に役柄(キャラクター)に入り込み、文字どおりそのキャラクターになりきって、そのように考え、行動しはじめます。
あなたの目標は、それを「逆」に行うことです。あなたは今、ある役を演じている。けれど、その役が気に入らない。だとすれば——その「気に入らない役のキャラクター」から、まず「俳優」へと戻らなければなりません。そして今度は、その俳優が、新しい役を演じるのです。あなたに、もっとふさわしい役を。
「俳優? 役? 逆ってどういうこと?」と一瞬こんがってしまいそうですが、ここでのポイントは、私たちが普段「自分がどんな状態に陥っていて、そこからどうやって抜け出すか」の順番(ステップ)を例えたものです。
【ステップ1】スタート地点:私たちは「眠りの役」になりきりすぎている
普通の俳優は「素の自分(俳優)」からスタートして、「劇中の役(キャラクター)」に入り込みます。しかし、私たちは、生まれた時からシステムが用意した「不満足な役(お金がない、悩みが多い、パッとしない自分)」に最初から入り込みすぎていて、「私=この冴えない役」だと完全に思い込んでしまっています。自分が「役を演じている俳優」であることすら忘れ、劇中のキャラクターそのものだと勘違いして泣いたり怒ったりしている状態です。これがタフティの言う「眠り」です。
【ステップ2】キャラクターから「俳優」へ戻る(目を覚ます)
与えられた役と同化したまま違う役になろうとしても、台本通りにしか動きません。だからこそ、最初にやるべきは「あ、私はこの『貧しい役』を演じているだけの『俳優(創造主)』だったんだ!」と気づき、役から身を引き、『俳優』へと戻るのです。これが「気づきの中心点に立つ/同一化を解除する」ということです。
【ステップ3】「新しい役」の衣装を着て演技する(イミテーション/フリをする)
まっさらな「自由な俳優」の立場に戻ったら、今度は自分が本当に演じたい「新しい役(豊かで、成功していて、心に余裕がある自分)」の脚本と衣装を選びます。そして、手に入れたい自分になりきって、日常の中でその役を真剣に演じ始めます。
【ステップ4】新しい役が「本当の現実」になる
「俳優」として「新しい役」のフリを本気で続けていると、今度はその演技に合わせて鏡からの反射の像が変わっていきます。そして最終的に、演じていたはずの「新しい役」が、物理的なリアルのあなた(本物の現実)へと定着・具現化するのです。
この役は、体系的に、目的意識を持って演じる必要があります。大真面目に、その状態へ入り込んでください。プロの俳優のように振る舞い、自分が創り出した幻想を、自分自身が信じ込むまで。そうすれば、結果は必然的に現れます。
タフティも、「そうよ、これはゲーム(ごっこ遊び)よ。でも『本気のゲーム』なの」というように、「子供だまし」に見えても、「本気でゲームとして面白がって演じ切れる人」だけが、タイムラグの後に現実をひっくり返してしまうのです。
行動のアルゴリズム ── 3つのステップ
自分が正確に「何を得たいのか」「誰になりたいのか」を、明確に自覚します。曖昧な憧れではなく、はっきりとした像を結ぶこと。
「ただ願うこと」は無意味であり、現実は「設定(指定)」する必要がある——このことを思い出します。願望ではなく、設定。ここがトランサーフィンの要です。
考え出した役に入り込み、欲しいものを「すでに持っているかのように」振る舞います。頭の中だけでなく、日々の所作のなかで。
最も重要なのは、演技(遊び)に溺れすぎないこと。現実の生活や行動を投げ出して「妄想の世界」に逃げ込んでしまうのではなく、イメージに没入しつつも、程度をわきまえ、現実感を失わないでください。あくまでもこの技法は「生きたいわたし」に同調させていくプロセスであって、現実逃避のためのものではありません。
私たちが今、肉体を持って実際に存在している「現在のフレーム(コマ)」において、目標を実現するために求められる具体的な行動は、すべて行いましょう。ソファの上で夢見るだけでなく、現実の一歩を踏み出してください。「役を演じること」と「行動すること」は、セットなのです。
豊かさのための「思考フォーム」
豊かで裕福な人のイメージに入り込み、説得力を持って役を演じる——それを助けるのが「思考フォーム」です。できるだけ頻繁に、心の中で繰り返してください。「ステージに出る」前に、「必要な周波数」へチューニングする調律のように。
ゼランドは『タフティ・ザ・プリーステス』の中で、こんな思考フォームを提案しています。
私は、自分の専門分野において、最高のスペシャリストです。私の提供するものをみんなが求めます。私はこの仕事にとても喜びを感じています。社会への貢献度も高く評価されています。私はすべての仕事を見事にこなすことができます。
ヴァジム・ゼランド『タフティ・ザ・プリーステス』
もちろん、あなた自身の言葉で、別のバリエーションを書き出しても構いません。たとえば——。
・「私は自分の時間を自由に使い、ゆったりと家庭を整えています。夫の豊かなサポートのおかげで、我が家には常に十分なお金があります。私は喜んで家事や子育てに愛を注いでいます。」
・「私には不労所得があります。私は世界中を旅して、その体験をブログの読者と分かち合っています。私はますます有名になっています」
・「私はクリエイティブな人間です。傑作を生み出しています。私は認められ、私の作品は人気を博し、高く評価されています」
大切なのは、その言葉が、あなた自身の魂を本当に喜ばせるものであること。借り物の「成功の型」ではなく、あなたが心から「その人生を生きたい」と思える像を、言葉にしてください。
▲ 目次に戻る願うのではなく、設定する。
「まだ」のあいだだけ、演じればいい。
気に入らない役から、一度「俳優」へ戻る。そして、なりたい役を選び直し、全力で演じる。やがて俳優は、その役そのものになります。ふりをした、その通りのものに。
