ドアを開けるたびに、目を覚ます

実践・ワーク

ドアを開けるたびに、目を覚ます

「扉」の実践 ── 目標の実現を加速させる、最も簡単な方法

2018.10.19 / タチアナ・サマリナ

「眠りからハッと目を覚ますこと」──トランサーフィンやタフティではもはやお馴染みですが、とはいえ、マトリックス(社会システムやルーティン)の忙しさの中で、ついつい無意識の「眠り(自動操縦)」に落ちてしまい、あとから気づくことも少なくありません。
そこで、「ドアを開ける」という日常で何十回も行う物理的な動作を「プログラミングの起動スイッチ(アクティベーター)」として利用するシンプルなワークをお届けします。
トランサーフィンセンターの創設者でありチーフ・トレーナーであるタチアナ・サマリナが紹介する、「扉」の実践です。
ドアを開けるたびに、「内なる見張り役(観察者)」がハッと起動し、注意(エネルギーの向け先)を不満や不安から引き剥がして、一瞬で「理想の人生ラインの周波数(祝祭ベース)」へと発信をチューニングし直すことが目的です。

——誰にでもでき、1分もかからない実践です。

この実践でできること
NOTE ── バックグラウンドモードとは

バックグラウンドモードと聞いても、あまりピンとこないかもしれません。これは、「覚えている」から「知っている」へ方向性をチェンジすることです。
たとえば、実現のための「意図」があるとして、実践が大切とはいえ、そのフレーズを常に頭の中でぐるぐると考え続けたり、言葉で唱え続けたりすると、脳の打算(理性)が暴走して「まだなの!?」「いつなの!?」「こんなにやってるのに!!」と「重要性(過剰ポテンシャル)」が跳ね上がってしまいかねません。
ですので、車のナビゲーションのように、目的地を設定したら、運転中にずっと画面を凝視し続けなくても、ただ運転を楽しみ、目の前の景色に集中しているけれども、「目的地に確実に向かっている」ということを「ただ知っている(確信している)」状態にすること。
この「忘れてはいないけれど、執着もせず、ただ方向性を知っている(ベクトルを保持している)状態」こそが、バックグラウンドモードの本質なのです。

私はそもそも、皆さんが生活の中でその都度応用でき、自分の意図を思い出し、内なる見張り役を実践できるような、シンプルでアクセスしやすい実践が好きです。

タチアナ・サマリナ
「扉」の実践。目標の実現を加速させる最も簡単な方法!(ロシア語)
2018.10.19 ── タチアナ・サマリナ
動画はロシア語です。再生できない場合は YouTubeで視聴 →

やり方

一日のうちに、私たちは膨大な数の扉に遭遇します。
車のドア、マンションの入り口、玄関。オフィスの扉、店の扉、役所の扉——扉は、たくさんあります。

PRACTICE
「扉」の実践
  1. 扉を見たら、それを「合図」として思い出します。
    これは、「注意」の現在地をチェックし、眠りから覚めるための合図です。
  2. 内なる見張り役(観察者)を、オンにします。
    この時点で、すでに実践は起きています。——「私には自分自身が見えている。周りで何が起こっているかが見えている。私は自分の注意を管理している」
  3. そして、自分の意図を思い出します。
    この扉の向こう側で、あなたの目標が実現していることを、あなたは知っています。
  4. 意図が実現した状態に入ってから、扉を開けます。
    そこに自分の目標があるという、静かな確信を持って。
  5. 中に入り、そのままの状態で、一日を続けます。
    目標がすでに実現した、その状態のまま(※タフティの「フリをする/イミテーション・ゲーム」を参考にしてください)。
所要時間:数秒。必要なもの:扉。
NOTE ──「入る」ときだけ

ひとつだけ、はっきりした指定があります。「入る」ときです。出るときでも、通り過ぎるときでもありません。

これは行動が示す方向性の違いによるものです。「入る」という動作には、扉の向こうに「部屋」「車」「オフィス」「自宅」といった、壁で区切られた明確な空間(目的地)が必ず存在します。一方、「出る」時(例えば、部屋から廊下に出る、建物から外に出る)は、空間が拡散して広がってしまいます。潜在意識にとっても「拡散する空間」は目的地として認識しづらいため、「出る」動作は見立てとしても人生ラインのスイッチとして機能しにくいのです。
また、トランサーフィンにおける「意図」の定義である「所有する決意」から「入る」「出る」を見ると、「入る」は自分の肉体を進めて、その空間に参加する、受け取る、所有する(←※セルフ・トランサーフィン以降特に重要な概念となります)というベクトル。「出る」は、その場所から立ち去る、離れる、手放すという、放出・リセットのベクトルです。
この扉のワークは、「目標を達成して、それを手に入れている状態」を物理アクションで「見立てる」わけですから、エネルギーのベクトルは当然、「入る(所有する)」の方が辻褄が合うのです。

一日を通して、どれほどの数の扉を自分が開けているか。そして、どれほど何度も内なる見張り役を思い出し、自分の意図を思い出せるか——想像してみてください。

すべてはとてもシンプルで、効果的です。実践しましょう。

タチアナ・サマリナ
NOTE ── HEH編集部

この実践は誰でもできるシンプルなワークです。しかし、いざ実践しようとすると、いくつかの落とし穴があることに気が付くでしょう。たとえば・・・

①「よし!やるぞ!」と思ったものの、いざ扉を前にしたらすっかり忘れてしまう。
もしかするとここで、普段いかにオートモード(睡眠状態)で過ごしているかに気づいてハッとする人もいるかもしれません。オートモードで眠ってしまった脳が忘れることは自然なことです。
最初はゲートを「1つだけ」に限定してもいいでしょう。すべてのドアでやろうとするとかえって忘れやすくなります。まずは、「自宅の玄関ドア」か「オフィスの自分の部屋のドア」などのどちらか1つだけを「マイ・転送ゲート」に指定してください。
もう一つは、スマホに1日5〜6回、ランダムな時間に「今、注意はどこにある?」という通知を設定することです。通知が鳴った瞬間、目の前にある一番近いドアで実践するのもおすすめです。

②「急いでてそんなことやってる余裕ない。後で」。そして結局実践しない。
この「急いでいる」「焦っている」「余裕ない」という状態自体が、重要性が上がってエネルギーが収縮している、振り子に一番掴まりやすいタイミングです。だからこそ、このワークの最大の出番なのです。なぜなら「振り子に接続しかかってるエネルギーのパイプを、自分の意図に向け直す」チャンスだからです。
この実践は「瞑想」ではありません。じっくり腰をすえてやるものでもありません。自分の注意の状態に気づいてください。焦って、急いでドアに飛び込むのは「振り子の養分になるために入場する」ようなもの。
ドアを開ける瞬間にたった1秒、言葉でなくても、イメージで。「扉の向こうの世界」を既定事実として確信するだけでいいのです。

③「周りから見て変な人と思われたらどうしよう」時になって結局やらない。
典型的な「内的重要性(自分への執着)」が上がっている状態です。しかし、これは100%頭の中(意識とエネルギーの放射)だけで行うものです。
周りの人から見れば、あなたは「ただ、ほんの一瞬スッと姿勢を正し、ドアを開けて入っていった人」にしか見えません。
真剣に、完璧に真面目な修行モードではなければ、「こんな“ごっこ”に何の意味があるの?」と見くびることでもなく、軽さとフラットさをもって取り組んでみてください。鏡がいつもタイムラグを伴って反応するのですから。

目覚めの合図は、探さなくていい。
今日すでに何度も、あなたはそれを開けている。

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この記事を書いた人

トランサーフィン/タフティのロシア語一次ソースを辿り、誰でも原典へ還れる知のインフラ〈Heh〉をつくっています。
源泉と日本語のあいだに立ち、消費されて終わる「知」ではなく、知から、命(ち)へ。
その道の先で、原典と人生が交差することを願っています。
noteではこのサイトのBackstage的なものを発信しています。→https://note.com/hip_raven7504

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